【西宮個別指導塾】子どもの国語力を伸ばす!家庭でできる5つの習慣
2024.08.05
学習コラム
国語は単に一つの教科にとどまらず、全ての教科の基盤となる非常に重要な教科。
国語力が伸びることで、他の教科の理解力や表現力も向上すること、ご存知ですか?
まずはどのように取り組めばよいのか、続けやすいポイントと合わせて「国語」の勉強法をお伝えします!
1: 読書の習慣をつける
読書は語彙力や読解力を高める基礎となります。多くの言葉や表現に触れることで、自然と語彙が増え、文章の構造を理解すると言葉力が養われます。
毎日15分から30分、お子さんが興味を持つ本を読む時間を作りましょう。
読み終えた後には、その本についての感想や内容を親子で話し合う時間を設けると良いでしょう。
アウトプットすることが大切で、その習慣をつける工夫をしていきましょう!
お子さんが興味を持つ本を選ぶ
家族全員で読書タイムを設け、読書を共有する
読んだ本についての感想を書く。単語、読んで感じた感情、まずななんでもOK!
2: 日常生活での言葉のやり取りを大切にする
日常的な会話や文章作成の練習を通じて、考えを整理し表現する力が身に付きます。
ポイントは単語ではなく、文章にすること。
「何をどうする~」「どんな○○を何したい」など具体的に表現するようにしましょう!
食事の時や寝る前など、家族との会話の中で「今日一番楽しかったことは何?」といった質問をしてみましょう。こういう質問の仕方を「オープンクエスチョン」といいます。
「はい」「いいえ」で答えられるようなクローズクエスチョンはNGです。
また、日記を書く習慣をつけることで、文章力も鍛えられます。今日あった嬉しいこと3つ、成長したこと3つなどの簡単なことから始めましょう。
短い質問から始める(例:「今日の学校で一番楽しかったことは何?」)
家族全員が日記を書く習慣を持つ
日記を書く時間を決める(例:寝る前の10分)
3: 語彙力を高める
語彙力が豊富であることは、文章を読み解く力や自分の考えを表現する力に直結します。語彙が不足していると、理解力や表現力が制限されてしまいます。
新しい単語や表現を学ぶために、国語辞典を活用しましょう。
日々の読書や会話の中で知らない言葉に出会ったら、その都度調べて、書いて、意味を理解し、使ってみることが大切です。
語彙ノートを作成し、毎日新しい言葉を追加する
家族で言葉遊びをする時間を設ける
学んだ言葉を日常会話に取り入れる
4:書く練習を増やす
書くことは、思考を整理し論理的に表現する力が育ちます。
書く力がつくことで、試験の記述問題や作文を書くことにも慣れます。
日記や作文を書かせる習慣をつけましょう。特に、日常の出来事や感じたことを書かせることで、表現力が鍛えられます。また、親御さんがフィードバックを与えることで、さらに良い表現や構成を学ぶことができます。
書くテーマを決める。テーマを自由に決めるのも1つですが、慣れるまではテーマを絞った方がお子さんが書き出しやすいです。そして、短い文章から始め、徐々に長くしていきましょう!
5: 読解問題の解き方を学ぶ
読解力は国語の成績向上に直結します。文章を読み、要点を捉える力を養うことが大切です。
国語の教科書や問題集の読解問題を使い、問題文を読み解く練習をしましょう。文章の要点をまとめたり、問いに対する答えを見つける方法を学びます。また、親子で一緒に問題を解き、解答の理由を説明し合うことで理解が深まります。
短い読解問題から始める(長い文章は子どもにとって負担になることがあるため)
毎日少しずつ解く時間を設ける(例:1日1問)
解答の理由を話し合う時間を楽しむ(親子で意見交換をすることで理解が深まる)
まとめ
国語の成績を向上させるためには、続けやすい方法を取り入れ、楽しみながら学ぶことが大切です。これらのポイントを実践し、日々の学習を楽しむことで、お子さんの国語力は確実に向上し、他の教科の成績も伸びることでしょう。ぜひ、家庭学習でも取り入れてみてください。