【子ども瞬読】学力の格差は○○にあり!
2023.12.28
教室NEWS学習コラム
読売新聞で非常に興味深い記事を発見しました。
学校図書館で子どもの読書活動を支える「学校司書」が小中学校で「司書」専任5割以下、149自治体で1割は配置していないという記事。
そんな問題???
と思われた方もいらっしゃると思いますが、
図書館司書には
図書の貸し出しや整理を行うほか、探究的な学習に必要な資料準備など、授業を支援する役割も期待されています。
つまり、
子どもたちの思考力や発想力を育てる重要な人材なんです‼
また、今、本を読む習慣があるかないかが成績や受験に
大きく関わっているということが教育業界で取り上げられいます。
その理由は
①受験問題の文章レベルが高くなっている
②文章量が多い
③選択肢問題の文字数も多い
④素材組み合わせ問題が多い(グラフ、資料、図、文章)
普段から本を読んでいる子どもは
活字になれていたり、
長い文章を読む集中力があり、
多くの言葉や表現に触れているため
①~④に対応する能力が自然と育っているのです。
なので、子どもたちの読書をサポートし、思考力、発想力を育む一端を担っている「図書館司書」専任5割以下とのは大大大問題なのです。
記事の中で帝京大の鎌田和宏教授(教育方法学)は
「本をそろえるだけでは学校図書館の活用は進まない。司書の在校時間の違いは学びの差につながる。教員や児童との信頼関係を築くためにも、専任配置が基本だ」と指摘されています。
その状況を踏まえて、ご家庭では何ができるのか・・・
まずは本を読む習慣を育てえるために、子どもさんと一緒に読書タイムから始めてみませんか?