【小学生】子どもの学びを育む家庭環境とは?
2023.11.11
学習コラム
✏子どもの自立心を引き出す家庭学習の秘訣
これまでたくさんのご家庭をみてきましたが、ずばり!子どもの学力を伸ばすには、
家庭でのサポートが非常に重要です。
子どもたちが学ぶことを「楽しい♪」と思い、自分から学ぶ環境を整えることが、成績を伸ばすための鍵となります。成績アップに直結する学習習慣や家庭でのかかわり方は?子どもたちがどのようにして学習に取り組んでいるのか、その背景にはどのような家庭環境があるのか、皆さんのお子様のサポートに役立てていただければと思います。
✏成績が伸びる子の特徴
成績が伸びる子どもたちに共通しているのは、
自発的に、かつ定期的に勉強する行動パターンを身につけ、勉強に対して前向きで、自分からに取り組む姿勢ももっています。
例えば、毎日同じ時間に宿題に取り組む(おやつの前)、週末には自分の関心のあることを進めるなど、自主性を持って学習に取り組んでいきます。親が子どもの興味に基づいた教材を一緒に選ぶと子どもの探究心が刺激され、学習意欲がアップしていきます。
また、親との定期的な学習計画の見直しは、子どもが目標に向かって努力する習慣を身につけるのに役立ちます。
✏成績が伸びにくい子の特徴
一方で、成績が伸び悩む子どもたちはしばしば、勉強に対するモチベーションを見つけるのに苦労しています。これには、不明確な目標設定、散漫な学習環境、失敗への過度な恐れなどが関係していることが多いです。これらの問題を解決するには、まずは子どもが自分で学習目標をたて、それを達成するための計画を立てるサポートを親がすることです。あくまでサポートです。さらに、子どもが集中して学習できる環境を家庭内に作り出すことも、学習成果を高めるためには不可欠です。
✏やりたい心を育もう!
子どもの学習意欲と成績は自尊心(自分を信じる心の力)と密接に関わっています。自尊心が高い子どもは、新しい課題にも積極的に取り組み、挑戦から逃れることなく、失敗を学びの機会と捉えることができます。親が子どもの努力や進歩を認め、前向きな声がけをすることで、子どもの「またやってみよう!」という挑戦しつづける心や自信を育てることができます。これにより、子どもは学習に対する内面的な動機付けを強め、学習成果を上げることが期待できます。
保護者様にとって最も大切なのは、子ども質の高いコミュニケーションを確保することです。つまり相手を理解し、お互いに意見交換することで、深いつながりを築くことができるような対話をすることです。
勉強時間だけでなく、家族で過ごす時間を学習のサポートに活用することが可能です。
たとえば、週末に子どもが学んだことを家族で共有する時間を持つことで、学習の楽しさをこどもから学んだり、子どもの理解を深めることができます。学習に対する子どもの意見を尊重し、一緒に目標を設定することで、学びは家族の共同作業になります!
家族の楽しイベントにしてしまうのもおススメですよ♪