覚えたことは忘れない!簡単で超シンプルな2つの方法とは?
2024.08.14
学習コラム
「せっかく覚えたことを忘れてしまった」という経験はありますか?
人間の脳はそもそも忘れるようにできています。しかし、覚えたことを完全に忘れないようにすることは難しくても、忘れにくくすることは可能です。今回は、そのための2つの具体的かつ効果的な方法をご紹介します。
1. 短時間で繰り返す
脳は一度だけの情報をすぐに忘れてしまう傾向があります。そのため、情報を記憶に定着させるには、短期間で繰り返しその情報に触れることが重要です。例えば、英単語を覚えるとき、一度に大量の単語を詰め込むよりも、数分おきに同じ単語を何度も繰り返し復習する方が効果的。これにより、短期記憶が長期記憶に変わりやすくなります。
具体例
英語の単語帳を使って、新しい単語を覚えるとしましょう。1日の勉強時間を30分と決め、その間に10個の単語を覚える場合、最初の10分で全ての単語に一度目を通します。その後、5分おきに再度各単語を確認し、時間が経つごとに復習の頻度を減らします。このように、短いスパンで何度も繰り返し触れることで、記憶が強化されます。
2. イメージを使って覚える
もう一つの効果的な方法は、情報をイメージとして捉えることです。イメージで覚えた情報は右脳に蓄積されやすく、より深く記憶に残ります。視覚的な連想を使って覚えることで、情報がより強く印象に残ります。
具体例
歴史の年号や出来事を覚えるとき、単に数字を暗記するのではなく、視覚的に関連付ける方法が有効です。例えば、「西暦1492年にコロンブスがアメリカ大陸を発見」という情報を覚える場合、「コロンブスが帆船で大海を越える姿」をイメージし、その帆船に「1492」の数字を大きく描いたシンボルを想像します。このように、視覚的なイメージを結びつけることで、年号と出来事が記憶に深く刻まれます。
まとめ
人間の脳は、情報を忘れるように設計されていますが、「短時間で繰り返す」ことと「イメージで覚える」ことを活用すれば、覚えたことを忘れにくくすることができます。これらの方法を日々の学びに取り入れることで、情報をしっかりと記憶に残し、長期的に記憶が残ります。
是非試してみてくださいね!