【西宮 個別指導】子どもの成績をぐんぐん上げる3つの法則
2024.06.24
学習コラム
点数を上げるための基本的な考え方は、「やる気がない子どもはいない」ということです。
実は、どの子どもも心のどこかで頑張りたいと思っています。
しかし、そのやる気を引き出すためには、いくつかの工夫が必要です。
そこで、今回は子どもたちのやる気を引き出し、点数を上げるために必要なことを3つご紹介します。
1. 明確な目標を設定する
目標がないと、どんなに頑張っても成果を感じにくくなります。まずは、子どもたちと一緒に具体的な目標を設定しましょう。
短期目標と長期目標の設定
- 短期目標:次のテストで数学の点数を10点上げる、1週間で英単語を50個覚える。
- 中期目標:1か月後のテストで各科目の点数を5点上げる、漢字検定や英検の取得を目指す。
目標の具体化
例えば、「次の数学のテストで80点以上を取る」という目標を設定した場合、そのために必要な具体的なステップを明確にします。
- 毎日30分間、数学の問題集を解く。
- 苦手な単元(例えば方程式)を重点的に復習する。
- 過去のテストの見直しをして、間違えた問題を再度解く。
目標の視覚化
目標を達成するためには、視覚化も重要です。以下の方法で目標を視覚化してみましょう。
- 目標を書いた紙を勉強机の前に貼る。
- 進捗を記録するチェックリストやカレンダーを作成する。
2. 効果的な学習計画を立てる
目標を設定したら、それを達成するための計画を立てることが重要です。以下のように具体的な学習計画を立てましょう。
毎日の学習スケジュール例
- 平日:学校の宿題が終わったら、1時間数学の復習、30分英単語の暗記、30分国語の読解練習。
- 週末:土曜日は午前中に2時間理科の問題演習、午後に社会の暗記と過去問。日曜日は模試や過去問の復習。
効率的な学習方法
- 分野ごとの集中学習:1日の学習時間を分野ごとに分けて集中して取り組む。例えば、1週間のうち2日は数学、2日は英語、1日は理科・社会に集中する。
- 15分法:1時間単位ではなく、15分間で集中して勉強。このサイクルで勉強すると隙間時間を上手に意識して勉強するクセが付く。
進捗の確認と調整
- 毎週末に1週間の学習成果を確認し、達成度をチェックする。計画通りに進んでいない場合は、次週の計画を調整する。
3. 努力を認め、褒める
子どもたちは、大人の評価を非常に気にします。頑張った結果を認め、しっかりと褒めてあげることで、子どもたちのやる気はさらに高まります。具体的な方法としては、以下のようなアプローチがあります。
努力を認める具体的な方法
- 小さな成功体験を共有:例えば、「昨日は30分間も集中して英単語を覚えたね。素晴らしいよ!」と具体的に行動の努力を認める。
- 目に見える形での評価:努力の成果を見える形で残すために、成績表やテストの点数を家族全員で確認し、頑張りを褒め合う。
褒めるタイミングと方法
- タイミング:何かを達成した直後に褒める。例えば、テストが終わった後や宿題を終えた後に、「よく頑張ったね!」と声をかける。
- 方法:言葉で褒めるだけでなく、小さなご褒美を用意する。例えば、好きな本を買ってあげる、家族で一緒に好きな食事をするなど。もので釣るのはどうかと思う保護者さんもいらっしゃいますが、お互いにきちんと話して納得できるご褒美がおススメ。
挑戦への意欲を引き出す
- 成功体験を積むことで、自信を持たせる。例えば、「この問題が解けるようになったね。次はもう少し難しい問題に挑戦してみよう!」と、少しずつハードルを上げることで、継続的に挑戦する意欲を引き出す。
まとめ
点数を上げることは決して難しいことではありません。明確な目標を設定し、効果的な学習計画を立て、そして努力を認めて褒めることで、子どもたちは自然とやる気を引き出し、成果を上げることができます。成功体験を積み重ねていくことが大切です。
一番大事なことは親御さんも楽しみながら子どもたちの学習をサポートすること。
これからも子どもたちの成長を応援していきましょう!