自ら机に向かう子になるには?
2024.04.25
学習コラム
「いつになったら勉強するの?」
「宿題もう終わったの?」
「ゲームいつまでしてるの~~」
毎日こんなこと、お子さんに言っていませんか?
自分から進んで勉強してくれたら楽になるのに・・・
そう思いますよね。
子どもとって、「勉強=面白くないこと」になっているから、
めんどくさい、やりたくない、退屈。。。と思ってしまうのです。
大人でも興味ないことをやり続けるのはつらいですよね。
では、子どもたちにどうやったら、
勉強を面白い!と思えるようになるのか。
それはある感情を芽生えさせること
「?」を「!」にする「感動」です。
これは「知的興奮」
知らないことを知ったとき、自分の中の疑問が解決した時に
「あ~そうなんだ!」という感覚。
この感動を体験することで、どんどん興味の花が開いていきます。
子どもの「なぜ」「なぜ」「な~ぜ」
これこそが知的興奮の種。
この種を育てるにはその「知的興奮」を育む環境やアプローチが重要です。
まず、子どもの好奇心を育てることが大切。
一緒にその?に取り組むことで更に子どもの興味や関心を引き出すことができます。
お父さん、お母さんも一緒に?を楽しんで解いていく、この姿勢が子どもたちの可能性を引き出します。
そして、教材や学習内容を子どもの興味や関心に合わせて選ぶことも大切。
例えば、子どもが動物が好きなら動物の生態や進化について学ぶ教材を使ったり、
実際に動物園や自然の中で学習を行うことで、学びが身近で楽しいものになります。
さらに、学びを体験的にすることも効果的です。本や映像だけでなく、実際に手を動かしたり、実験をしたりすることで、知識がより身につきやすくなります。
例えば、科学の実験やアートの制作、料理や工作など、子どもが自ら試行錯誤しながら学べる環境づくりが重要です。
学びの過程で成功体験を積むと、子どもが自分の力で問題を解決したり、自分に自信を持つことができます。失敗や挫折も含めて、その経験を通して成長できる環境を作ることが大切です。
そして、最も大切なこと。
それは、
お父さん、お母さん自身が学びに対するポジティブな姿勢を示すことも重要です。
子どもは大人の言動や態度をよ~く見ています。
勉強や学びを楽しんでいる大人が周りにいれば、子どももそれを自然に受け入れることができます。
勉強を面白いと思えるようになるためには、子どもの内面にある好奇心や探究心を引き出し、
知的興奮を体験させることが鍵。
子どもの興味や個性に合わせたアプローチを取り入れながら、ポジティブな学びの環境を整えていきましょう!